今年の初めにご紹介したミズノの98cm超長尺木製バットで実打し、その日のベストショットが防球ネットを超えました。
もっと上手い打者が使えばバカスカ超えるんでしょうが、私では20分ほどフリーで打って超えたのはわずか1球だけ…。
やっぱコレ、当たればめっちゃ飛びます(当たるとは言ってない)。
Google先生によると打球の落下地点はおよそ99mm。若干傾斜のある土手であることを考慮するとギリギリ100mといったところでしょうか。
さすがは98cm。
当たれば飛びます。当たればですが…。
とにかく長い、しなる、振り遅れる。
引き付けて…など考えていては到底間に合いません。ほとんどが詰まっての左中間からショート後方へのフライでした。
それでは改めてバットの方を紹介。
MIZUNO 1CJWT00398(グリップ改良)
全長:98cm
重量:1060g平均
素材:アオダモ
ヘッドカット:くりぬきなし
全体的に長い逓減形状を呈し、バレルサイズは通常の84cmのバットとほとんど変わりません。
最太部は65mmと太めながら、スイングウエイトは軽めのミドルバランスです。
ヘッドは一般的なラウンド状で、くりぬきは無し。断面から、素材がメープルでなくタモであることが見て取れます。
デーパーは31mmと木製にしては細いが、グリップは24mmとスタンダード。
ところがこの24mmの最細部がやたら長く、通常の84cmのバットを最細部からネックにかけてのみを14cm延長した形状を成しています。
これが飛距離の源であり、かつ実戦投入できない最大の理由でもある、制御不能の強烈なしなりを生み出します。
グリップエンドの直径49mm、厚さは24.5mm。
小さめの部類で、デーパーの細さも相まってボトムハンドに包んで握る、グリップエンドに小指をかける、好みによっては小指を外して握るのも容易なサイズです。
重さはトレーニング用ということで、1000gを超え1060g。
購入してそろそろ1年経ちますが、年間通じて1060gから∓5gの範囲に収まってくれております。
ユーザーとしてはありがたい限り。いくら重さの誤差はどうでもよくなるじゃじゃ馬バットなれど、重さは一定に越したことはないですからね。
当日はグリップエンドに小指をかけて握り、専用のフォームでとにかくベストショットを狙いましたが…。
やっぱ98cmは難しいです。
アームワークやしなりを意識する余裕はなく、タイミングを合わせるので精一杯です。
ただでさえ1スイングで体力を持っていかれるというのに、ミスショットが重なりとにかく疲れました。
しかしひとたびジャストのタイミングでとらえれば、不自然な勢いで打球が飛んでいき、その飛距離に疲れも一緒に吹っ飛びます。
まだまだ試行段階で、逆方向へのアプローチなど1日あれば試せることのほとんどが試せておりませんが、当たれば飛ぶということだけはよくわかりました。
なんのせ、動画がない以上証明のしようがありませんが、飛距離の頭打ちするとされる軟式球を、フリーの球威でありながら90mの壁を越えました。
さらにシュミレーション・トライ・リトライを積み、98cmに慣れてきたころには89cm(35インチ)を84cmのごとくコントロールできるのではないか…。
さらなるバッティング、さらなる飛距離へのモチベーションを高めてくれるバットです。
余談になりますが、ブログタイトルでもある500フィートはこんな感じ。
180m?だとこんな感じ。
無理ですね。
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99m弾 - 木製で軟球柵越え
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