遅くなりましたが、ゼットパワーの紹介です。
ゼットパワーBTA-1916
86cm/895g/破壊力係数2.375(重心長32.4cm)
昔のバットにありがちな大きなグリップエンドに太いグリップで、破壊力係数は86cmにしては低めにおさまりました。
このバット自体、清原・桑田なる例外中の例外こそ存在すれど1980年代初頭のバット。
当時の高校生の体力を考えれば86cmといえどこんなものでしょう。
そして当然、反発制限どころか音響制限すらなくヘッドキャップもついておりません。
20代の私が生まれる前、池田高校やPL学園が打ちまくったころのものです。
とにかくグリップが太い分操作性に優れる上にスイングウエイトも軽くなります。
せっかく譲り受けたのは良いものの、噂によると200~300発程度で割れてしまう程度の耐久力、さらに中古である上にそもそも製造から30年程度が経過しているわけですから硬球による実打が非常に怖い…。
しかし観賞用にするのももったいない、準硬球で打ってみることにしましょう。
持ち運びの段階でそこらにぶつけただけで金属の甲高い音が響くこのバット、硬球・準硬球を打ち返すといったいどんな音がするのやら。
審判や捕手に難聴のリスクがあるとまでされた打球音、制限されていない反発力…雪解けが待ち遠しいですね。
そしてミズノの超長尺木製バット9846ですが、2段グリップの削り落としが完了しました。
赤いテープを巻いてある部分が2段目のグリップエンドがあった位置ですが、上の写真の通りほとんど違和感はありません。
ルール上2段グリップは禁止されていたと記憶しておりますので、これで晴れて堂々打席に持っていけるわけです。
今はもっぱら素振りに用途が限られますが、雪解けでグラウンドが使えるようになればこの圧倒的なリーチとパワーを楽しませてくれることでしょう。
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ゼットパワーBTA-1916詳細 ミズノ9846調整完了
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