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OLD HICKORY TB42 (トニ・ブランコ支給用?モデル)

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さて今回は久しぶりのオールドヒッコリー トニ・ブランコモデルTB42です。

 

 

 

 

プロ本人のネームはオーダーできませんので、トニブランコ支給用…なんですかねコレ?

 

 

 

 

スペックは34インチ(約86cm)に943g…この重さが原因で支給漏れしたんですかねぇ。

 

ここまで重いバットを使っていたと言う話は聞いたことがございません。

 

 

 

 

この記事を編集している時点でもメルカリに同じTONY BLANCOネームのTB42がございますが、それもなかなかの重さ。

 

これもこれで面白いモデルですので、TONY BLANCOネームに拘らないのであれば本家オールドヒッコリーにオーダーするのがおススメです。

 

TB42ならではの際立った特徴を持ち、あのパワフルなバッティングの陰にはこんな工夫があったのかと感心させられたモデル。

 

ブランコのパワーはヤバいの一言で終わらせずバットにも注目し、なんなら是非とも実際に触れ、打ってみてもらいたいものです。

 

 

 

 

さてこのバット、記憶では当のトニ・ブランコは2012年に使用し、それ以前はミズノ以降はZETTを使っておりました。

 

2009年にはプレーオフ用に36インチ(約91.4cm)をミズノに発注していたなんて話もありましたね。

 

オールドヒッコリーではAR13も使っていたのを確認しております。

 

 

 

 

時代的にまさに違反球真っ盛り、本人のパワーならあの超低反発球も関係ないのでは…?とも思えますが、TB42は本人なりの違反球対策のバットになるのでしょうか。

 

まずはバレルから。

 

 

 

 

並行部は比較的長いわけではありませんが、かなり緩やかに細くすることでヒッティングエリア広くしております。

 

うっすらと気持ち詰まり気味な部分の塗装も薄れているのがわかるかと思いますが、後述のハンドル径もあってぜ~んぜん問題なく強い打球が飛んでいきます。

 

加えて太さも64.8mmと太い部類。

 

ガッツリパワーを稼いでおります。

 

 

 

 

バットの中心の境界は37.8mmと標準~太目。

 

ここはバランス寄りですね。

 

 

 

 

傾けて手に取るとこんな感じ。

 

やはりこの手の形状は安心感ありますねぇ。

 

芯の位置がイメージできないので好みでないと言う意見も耳にしますが、私はこのどこで打っても何とかなりそうな感じが好きなんですよ。

 

打席での安心感が違いますし、変なファールチップも気持ち減っていると思います。

 

 

 

 

カッピングも当然あり。

 

文化の違いですね。

 

 

 

 

そしてハンドル部。ここからがTB42の面白いポイントです。

 

 

 

 

グリップ最細部が驚異の26.8mm‼

 

超極太です。

 

基になったモデルとかあるんですかね…?

 

 

 

 

上の写真を見ての通り、継続使用で塗装が若干薄れてるんですよ。

 

それでもこの太さです。

 

940gに64.8mmのヘッドがあれど、ここまでハンドルが太いと体感のバランスはかな~り緩和されます。

 

何より、ボールに対して負けないインパクトが可能になります。

 

これだけ太けりゃな…としか言いようがないですね。

 

このバットであれだけ派手に振ればそりゃブッ飛んでいきますわ。

 

細いグリップが好みのタイプの打者には全くお勧めできない太さです。

 

まぁ940gはさすがに重すぎますので、現実的に試合用で使うなら890~910g程度には押さえたい所。

 

流石に重すぎ+極太はストレス要因です。

 

 

 

 

ノブスタイルはフレアーで、デーパー径は44.4mm

 

 

 

 

グリップノブ径は51.8mmと特別小さいわけでもなく、気持ち小さめのいつものサイズです。

 

 

 

 

ノブの薄さが15.4mmとここはかなり薄めです。

 

指をかけるor指を底側に外す前提ですね。

 

ここまで薄いものは国内のラインナップではそうそうお目にかかれません。

 

…と言うことで、とにかく太いハンドルが目立つTB42

 

私の用途はもっぱら軟式ですが、それでも十分にその恩恵を受けることができます。

 

とにかくボールに押し負けない!

 

この1点に尽きます

 

 

 

 

まとめますと、「デカめのヘッドに極太グリップで力ずくで押し込む」のに物凄く向いたバットです。

 

これをトニ・ブランコのスイングにオールドヒッコリーの高反発が合わされば…そりゃ札幌ドームのスタンドの上の通路まで飛んでいきますわ。

 

先にも書きましたがブランコ本人はハンドル径が細めとされるオールドヒッコリーAR13も使用歴があり、キャリアを通じて極太ハンドルを使っていたわけではないようです。

 

ミズノやZETTのバットがどのようなスタイルなのかはわかりませんが、市販されていない以上はこの超極太ハンドルを楽しむならTB42!

 

出回っているTONY BLANCOネーム入りもそれはそれでアリかもしれませんが、是非とももうちょい軽いサイズで使ってもらいたい快作です。

 

 

 


雑談

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ご無沙汰しております。

 

どこかでお話ししましたが私は医療系の人間ですので、COVID-19の影響をモロに受けた次第でございます。

 

感染して隔離されていたと言うわけではないのですが、野球どころではない状況が続いておりました。

 

3月末にブログ開設10周年を迎え、家宝のバットのレビューでも…と思っておりましたが事情が変わってしまい…申し訳ない限りです。

 

それでも更新のない中、毎日アクセスありがとうございます。

 

野球用具界においてもCOVID-19の影響は大きく、特にアメリカの木製バットメーカーは一部カスタムオーダーが不可になったり不本意な形でのセールなど苦しい様子。

 

ビヨンドに代表される複合バット前提の草野球の世界にあって、好きで何年も使ってきた木製バットユーザーとしては苦しい時こそ!とは思うものの、このご時世ですから個人輸入もできれば避けたいのが本音です。

 

特に某魔境では某ボストンの英雄の支給用バットがストックモデル未満の値段でリリースされたり、何なら今すぐ突っ込みたいのですが…そうもいかないでしょう。

 

当分は未紹介または過去のバットのレビューや経過、考察が中心になるかと思われます。

 

10年もの間、多くの読者の方々と野球に支えられ今日まで続けてこられました。

 

ブログを介してのこの10年、多くの出会いと学びに心より感謝申し上げます。

 

今後とも何卒、よろしくお願い申し上げます。

ギガキング02?MM18?- 個人的な比較

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さて、更新をサボっている間にリリースされましたSSKの複合バットMM18。

 

ウレタン系としては最長の85.5cmの長さにシャフトの細い2ピース設計、あと厚盛りのウレタン…。

 

飛ばないと言うことはないでしょう。

 

球友のレビューとチームでの立ち位置から、ギガキング02の2本を比較しようと思います。

 

結論から言ってしまえば、ギガキング02を使っておけば間違いはねぇな、と言ったところでしょうか。

 

 

qoonintvでしたっけ?エスポートミズノのスタッフの方が「金属の芯を採用したので無印のギガキングよりウレタンが厚くなって反発力が伸びた」的なことを言っておられました。

 

実際、飛距離に関して無印ギガキングより02の方がよいと言うレビューも私はよく見かけます。

 

さらにめったやたら好評なミドルバランスシリーズに加え、7月には軽量トップバランスモデルもリリース予定なんだとか。(このご時世なんで本当にリリースされるのかは不明ですが…。)

 

私もミドルバランスシリーズはかなり評価してまして、今から数年ぶりに軟式バットを買おうとしている人から何が良いかと聞かれれば第一選択肢としてお勧めします。

 

軟式野球界最高峰の飛距離+その飛距離の割には抜群の軽量感、このバランスが素晴らしい。

 

 

個人的にこのミドルバランスシリーズの配色、初代から数えて過去1、2位を争うほど気に入ってる配色なんですよね…。

 

これくらいシンプルなのがやっぱ無難ですわ。

 

 

 

で、mm18です。

 

 

 

先にも書きましたが、85.5cmの長さにシャフトの細い2ピース設計、厚盛りのウレタン…クセがあるんですよ。

 

試した球友曰く、「ウレタンが厚いのはわかった。ただその分ボールが乗る(感覚が得られる)とは限らないし、ポップフライがビヨンド(ギガキング02)より気持ち多い気がする」とのこと。

 

SSKとしても初のウレタン、まだまだ発展途上なんでしょう。

 

ただ、ベストショットの飛距離が5~6mも変わるわけじゃないんですよ。

 

オーバーフェンスのために必要なポテンシャルは十分に秘めております。

 

で、我々としてはMM18の立ち位置は「とにかく長打狙い」

 

長さやシャフトとバレルの太さのギャップを活かして、ホワイトアッシュの木製バットで外野フライを上げるかの如く外野にぶっ放すことに集中するために使う的な立ち位置で落ち着きました。

 

臨機応変に対応するなら軟式野球界の最大公約数であるビヨンドで良いんですよ。

 

そう言う立ち回りは今は良いから、110mのフライをぶっ放すために打席での妥協した択をあえて捨てさせて(MM18ではできないと言うわけではありません)、言うなれば背水の陣でホームランを狙う。

 

そんなときはMM18、というワケです。

 

ビヨンドが当たり前になりすぎて、ビヨンドじゃ打席で妥協できちゃうんですよ。

 

今まではビヨンドこそ欲張って120mホームランを狙って凡打連発…だったのですが、MM18の登場で立場が変わりました。

 

少しでも試合を有利に進める、1人でも多く打席に立たせる…そう言う事ならみんなでミドルバランスのギガキング02を使いまわせば良いんですよ。

 

個人差はあれど、アウトにならないためのバット選びにおいては2020年5月時点でこれが最適解でしょう。

 

けど我々はみんなでヒット打って繋いで勝つのも楽しいんですが、負けはすれども今日はあいつが長打打ったぞ!こいつがホームラン打ったぞ!ってのも同様に楽しいんですよ。

 

この前私や別のやつが打ったから、今日はこいつが打って今日の主役になってほしい…そんなときはチームとして出塁最優先の時に使うごまかしの効く木製か、ビヨンドオーバルやギガキング02を手に取ります。

 

…だからと言ってホームラン狙いを放棄するとは限らないんですけどね。

 

比較やレビューになってないような気がしますが、こんな使い方をしている連中もいると思っていただければ幸いです。

 

ブログの仕様が変わっていたので安値のMM18とギガキング02のリンクはまた後日。

ピート・ローズのコルクバットの作り方

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詳細記事はこちら

 

12インチの穴をあけ、直径1ペニー硬貨(0,75インチ)程度にカットしたのコルクシートを8インチ分挿入。

 

最後にダボを挿入して蓋をし、サンドペーパーと色鉛筆でこの跡を隠蔽と…。

 

これで性能が向上するのか否かは懐疑的ですが、ルール違反には変わりありません。

 

だからどうこうとはここでは議題にしません。

 

こうやって作ってたんだなぁと言う個人的なメモです。

 

これなら既に内部が空洞になっている軟式用木製バットで自作できなくもないですね。

 

JSBBの公認さえ取得すれば軟式用として生産するのもそう難しくないのでは?

 

カーボンとのハイブリットがOKならコルクがNGの理由はないでしょう。

 

興味はあるんですよね、わりと…。

 

重量の増加と打感の変化以外のメリットがわかりませんが。

 

それでも関心を向けざるを得ない最たる理由はやっぱり「コルクバット使ってるぜ!」と言うプラセボでしょうかね。

 

 

 

 

ハナシは変わりますが、ゴールデンウィーク以降バットに触れておりません。

 

適度に並び替えたり拭いたりはしておりますが、それ以上は触れないようにしております。

 

どうも左腕の腕橈骨筋の調子が思わしくなく、ハンマーカールや狭いグリップ幅でのチンニングでしびれに近いストレスを感じるようになりまして…。

 

このご時世、ジムなど問題外。

 

忙しかろうと意地でもホームトレーニングは続けてやるとダンベルと戯れてきましたが、ついにとでも言いますか怪我もしくはその兆候が現れてしまいました。

 

この手の分野に関して素人である人間が変に張り切るとやっぱりこうなるんだなぁと言う反面教師として頂ければ幸いです。

 

 

 

NIKE - 中村紀洋支給用?モデル

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撮り貯めていたバットの紹介を消化していきます。

 

本日はナイキの中村紀洋支給用と思しきバット。

 

贋作でも出回ってない限り、ホンモノでしょう。

 

 

 

長さは34.5インチ、重さは880gで素材はメープルです。

 

色々探しましたが出回っているUSEDはどうも34.5インチが多く、35インチは稀なようです。

 

友人のコレと私のオールドヒッコリーNN99とトレードし手元に来たバットでございます。

 

 

 

 

キャリア終盤のDeNAでは久保田スラッガーやデサント製のバットが確認されておりますが、やはりナイキのイメージが強いですねぇ。

 

ビヨンドが出回る前はナイキの金属だったかカーボンだったか…中村紀洋モデルを使っておりました。

 

テーピングによるフレアーノブを再現したグリップエンドに丁度良いバランスで重宝していたのを今でも覚えております。

 

ここ近年は市販向けにバットどころかグラブもリリースする様子がないですねぇ。

 

長年ナイキの野球用具のクオリティーに関しては諸々ございますが、2010~2012頃はバット・グラブ共にアメリカではシリアスプレイヤーにも受け入れられる性能に加え他にないオシャレデザインで輝いて見えていたのですが…。

 

 

 

 

肝心のバットですが、後述しますがめっちゃスリムですので、この長さでも軽く作れるのが素晴らしい。

 

もはや今の大学生ですら、全盛期の近鉄時代中村紀洋をリアルタイムで見てはいないであろうと言う事実に震えるのですが…当時はそれはそれは目立っていたものです。

 

 

 

 

本人も公言されてますが打席では原則ホームラン狙い、ヒットはミスショットの結果であるとのこと。

 

そう言い切るだけのバットを使っていたわけなんですよこれが。

 


 

 

とにかくこのバット、長尺でありながら恐ろしくスリムなんです。

 

傾けて手に取ればそのえげつなさは一目瞭然。

 

コレですわ。

 

 

 

 

やばいでしょ、このロゴマーク付近の絞り込み。

 

グリップエンドから45cm部分は驚愕の31.8mm

 

まぁ、詰まったり引っ掛けたら真っ二つでしょうね。

 

 

 

 

これだけ絞り込んだバットの振り抜きが悪かろうはずもなく…。

 

オールドヒッコリーNN99(中村紀洋モデル)を手に取ったことがある方ならほぼ100%伝わると思います、あの振り抜きの良さ…。

 

このバットも例に漏れずスイング音からして違います。

 

打球部径は標準~若干太目の64.7mm。ただ並行部分はほぼありませんので、真芯の部分は体感的に細い部類です。

 

さらに強欲に芯を先端に寄せるべくヘッドカットは直角に。

 

 

 

 

当然と言えば当然ですが、ヘッド側で無茶をした分グリップはかなり太い26.3mm

 

全体ナチュラルで、グリップ側もちゃんとクリアー塗装がされており大変助かります。

 

いくらカッターズ信者の私でも無塗装では若干グリップ力が劣りますし、何より汚れたら削る他それを落とす術がありません。

 

 

 

これだけ太いのですから、何年も言ってきておりますように操作性がかなーり良くなります。

 

この無茶なスリムさと長尺サイズを上手く取り回すべく、よく噛み合った組み合わせです。

 

本人がオリックス時代にな以下の雑誌のインタビューで「本当はボールをバットに乗せる感覚を大事にしたいのでアオダモを使いたいが、仕方なくメープルを使っている。いかにしならせるかを大事にしている」的なことを言っておられました。

 

この長さののバットです、そりゃあ乗せる感覚は標準的なバットとは別格です。

 

メープルですら露骨に体感できておりますので、アオダモだといったいどうなることやら…。

 

ただ個人的には「乗せて運ぶ」感覚より「弾き返す」感覚の方が好みですので、私はホワイトアッシュやアオダモは合わないだろうと考えます。

 

 

 

 

グリップエンドが存外大きく、直径は54.2mm

 

デーパーも広がっており、ノブも丸みがなく角ばっております。

 

本人仕様のテーピングも試しましたが私には合わず、しっかりグリップノブに油井を引っ掛けて握る使い方に落ち着きました。

 

ここにさらにテーピングをするとなると、さすがに大きすぎるんですよねぇ。

 

 

 

 

YD99 34 1/2 Aの刻印。

 

…ならばB以降のモデルがあるのでしょうか?

 

このYD99 AはオールドヒッコリーNN99と誤差程度の違いしかなく、違和感なく使えておりますが、マイナーチェンジ版があるのでしょうか…?

 

その辺まで求めだすとキリがないので、NN99を楽しむのが吉ですかね。

 

そんなこんなで、難易度久と耐力を引き換えに芯で捕えて気持ち良くなることに特化したピーキーなバットです。

 

軟式でもその爽快感は例に漏れず、まさに怪作。

 

ナイキ製は中村紀洋USED以外には長尺が出回っておりませんので、市販からはオールドヒッコリー一択になります。

 

既製品でも内部空洞ナシの軟式用があったのですが、編集中の今現在は売り切れ?のようですね。

 

公式HPからはカスタムオーダーも可能です。

 

(今現在はコロナ事情もございますのでオーダーの可否は不明です。オールドヒッコリー公式にお問い合わせください。)

 

ホームランを打ちたい、と言うだけならばビヨンドをお勧めします。

 

ホームランを打ってさらに気持ちよくなりたい方にはこちらをお勧め致します。

 

 

 

機械の力を使って218mのホームランを打つ動画

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この手の企画は大好きです。

 

 

 

最大250MPH(約402キロ)のスイングスピード?を出せる機械でボールを打つとどこまで飛ぶのか?という動画。

 

以下は物理はサッパリの素人の個人的な感想です。

 

物理の用語や動画の内容に関して、勘違いを含む場合や現実に即していない場合が含まれている可能性がございます。

 

間違いがあれば教えてください。

 

で、動画を見て頂いたということで感想を。

 

まず当たり前と言えば当たり前ですが、木製バットはこんなスイングには耐えられるはずもなく…。

 

ヘリコプターのそれですがな…。

 

 

よく「本当に木製バットがしなる様なスイングスピードは人間では不可能」とは言いますが、なるほどこう言うことなんですね。

 

金属バットですら折れるとんでもないエネルギー。

 

そもそも折れたバットが150mほど飛ぶ何とも恐ろしい世界。

 

使われている金属バットはノブやバレルの模様からしてマルッチのCATシリーズ。

 

アメリカの高校・大学ではまず見ないことはないと言っても過言ではないほど、毎年結果を出している有名シリーズです。

 

そのバットですら、早々に欠け、凹むとは…。

 

 

 

投球されたボールは80マイル、スイングスピードは240マイル。

 

 

 

 

そしてインパクトの瞬間の打球速度は190マイル、スイングスピード183マイル!

 

たった50マイルとはいえボールを打てばスイングスピードは減速するんだなぁと再確認。

 

いわゆる「押し込む」やら「乗せる」やら、そう言った感覚の類はここに起因するんでしょうかね。

 

この減速を少しでも抑えるためにも、耐衝撃性の獲得…すなわち体重の獲得はバッティングの向上において優先度が非常に高いと個人的に思うわけです。

 

 

 

なんやこの軌道…野球でこんな打球の挙動、見た記憶がございません。

 

そして文字通り、人ならざるスイングから放たれた飛距離は717ft(約218.5m)!

 

赤線はベーブ・ルースやミッキー・マントルなど人間が打った世界記録とされるホームランの飛距離だそうです。

 

 

この半分ほどの飛距離のホームランなら過去打ったこともございますが、あの倍か…。

 

実に楽しめました。

 

もしこの手の面白い動画をご存知でしたら、ぜひともご教示ください。

海外のバットレビュー系YouTubeチャンネル

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外に出ようにも出られないこのご時世、浪費せずに野球への飢えを満たす数少ない手段であるYouTube。

 

日本のいわゆる野球系YouTuberは大体軟式バットの新着・試打系動画しか観ませんが、まぁ大手チャンネルさんは大体案件なのでリアクションを過信しちゃいけませんわな。

 

大手チャンネルさんでなくとも、他のチャンネルさんのロングティーの飛距離比べ動画や5chなど情報源は色々あり…例えばMM18やイオタは純粋な飛距離はギガキング02以上説も出るなど面白い話も拾えました。

 

もっとも、あくまでも個人の感想の域は出ないワケです。

 

客観的なデータでは決してないので過信は禁物。まぁ客観的なデータなんてそもそも測る手段が消費者側にはないのが、これまた問題なので…これはこれで後日に書きましょう。

 

話をYouTube戻しまして、海外にもいわゆる野球系YouTuber的なチャンネルは存在し、バットレビューに特化したチャンネルさんもあるワケです。

 

今回は私がよく観るチャンネルさんと一部の動画、登場するバットを紹介いたします。

 

 

 

The Baseball Bat Bros

 

 

主にBBCORバットや木製バットの試打動画を上げるチャンネル。

 

我々野球民には、硬球の打球音は抑うつ効果があると思ってます。

 

私は作業中にこのチャンネルの動画を聴くだけでも楽しめてますね。

 

新着バットや比較動画が多く、市場で評価の高いバットは大体動画化されています。

 

新着バットの例としては、victus(ビクタス)のBBCORバット、NOX

 

前作から大幅にデザインが良くなりましたねぇ。

 

ビクタスと言えばド派手なプリントの木製バットのイメージですが、個人的にはシンプルなデザインにこそ映えるロゴマークだと思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GBベースボール

 

 

韓国のチャンネルですね。何を言っているかは私はほとんどわかってません。

 

韓国で使用されるバットがほとんどで、まれに日本やアメリカで使用されるバットも登場します。

 

しかしデカい腕ですねぇ…。

 

こんなガタイの人が「自分は32インチ27オンス(81.3cm/765.4g)が合う」なんて言っておられる?みたいですし、長尺・高重量に頼ってばかりの私にとっては思うところが多々ございます。

 

少し話はそれまして、韓国のバット事情ですが、基本的に硬式です。

 

さらにイーストンのバットでライナーが直撃して失明する事故が発生して以降、反発力の制限の規格が設けられましたが…打球径と重さ以外は制限のないカテゴリーも依然として残った状態です。

 

つまり、日米で禁止された「硬式用で打球径2.75インチ(70mm)」に「重さ-5」の規格で、他に制限のないカーボンバットを現在の技術で作っていいワケです。

 

2020年現時点で、地球上で最も飛ぶ硬式用バットが流通しているのは韓国で間違いないでしょう。

 

このチャンネルではまず置きティーで打球速度を測ってから屋外で打つスタイル。

 

グラウンドの狭さもありますが、こんなデカい腕でこんなバットを使えばそりゃブッ飛んでいきますわ。

 

で、その韓国の市場で今最も飛ぶと言われているのがコチラ。

 

ストーム社のZ2スペシャルエディション

 

 

 

 

 

サイズは33インチ28オンス(83.8cm/793.8g)と、32インチ27オンス(81.3cm/765.4g)の2種類。

 

ストーム社のカーボンバットは1ピースのころから最強説がありましたが、2ピースになり理論上の性能がさらに向上し、盤石になった…的な議論をよく見かけました。

 

使ってみたいですよね…硬式用は試す場がないのが何とも惜しい。

 

 

他にもバットレビューに特化したチャンネルさんはございますが、日本にもいらっしゃるんですかね?

軟式バットを選ぶ際に、近頃思うこと

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皆様、軟式バットをどうやって選んでおられますか?

 

具体的には、何を基準に選んでおられますか?

 

何を?と言われても、①長さ ②重さ ③複合か否か ④デザイン ⑤試打した際の感覚 ⑥評判

 

こんなところでしょうか。

 

これらのバランスがとれているのならいいんです。健全な市場でしょう。

 

正直、これでええんか?と思う事象が目立ってきましたので、この記事を更新した次第です。


そう、コイツのせいで。

 

 

 

そろそろメモとして書き残しておきたいと思った次第です。

 

いつも以上に思うがままに書いていきますのでプロットはメチャクチャです。

 

 

さて。

 

硬式木製バットであれば、ある程度の本数に触れてこれば、外見さえわかれば大体の使い心地や性能はわかってしまうので良いんですよ。

 

ところが軟式バットはそうもいきません。

 

2020年9月現在、とりあえずギガキング02のトップかミドルを選んでおけばOKの風潮が私の周囲ではある状態ですが、一度状況を整理します。

 

 

 

この記事用に私が勝手に考えたワードですが、代表的なバットを以下に分類します。

(某fpsゲームを参考にしました。ちなみに私はウデマエⅩです。需要があれば、おっさんでも若者に競り勝ってウデマエⅩにたどり着くまでの取り組みをまとめますのでコメントなどでお知らせ下さい。)

 

 

 

環境バット

 

レベルの上位・下位を問わず使用率が高く、とりあえず使っておけば間違いのないとされるもの。

 

飛距離であったり打感であったり、純粋に、性能が似たような傾向を持つ他のバットと比較して高い。

 

代表的なものはビヨンドマックスギガキング系、ハイパーマッハ系、ブラックキャノン系

 

 

 

準環境バット

 

環境バットほどではないものの、フィール的にこちらが合うなどの理由で採用されるもの。

 

性能自体はかなり高いが、環境バットには若干劣る、使い勝手が悪い、またはピーキーな性能をしているため使用率が環境バットより低い。

 

代表的なものはMM18、イオタ系、K-POINT系など

 

 

 

趣味バット

 

環境バット、準環境バットと比較して性能が劣ると言わざるをえないもの。

 

何を使おうと個人の自由ではありますが、もっと打ちたいのであれば、このバットを使うくらいなら環境バットに慣れた方がいいよ?と言わざるを得ないバット。

 

金属バット全般、木製バット全般。その他マイナーなカーボン・複合全般。

 

 

大体こうなるかと思います。全国の各リーグの全公式戦を集計する人でもいてくれればこの上なく助かるのですが、そんなことがあるハズもなく…。

 

で、こうなるのであれば、市場で最も高額取引されるのは環境バットや準環境バットになると予想できますよね?

 

ところがどっこい、冒頭の項目⑥評判 こいつが悪さをしているように思えます。

 

この記事を編集している時点で、メルカリで「アシックス レガートゼロ」と検索し、価格が高い順に並べた結果がコチラ。

 

 

 

なにこれ?

 

8~10万円でも売れてるんですよ。

 

時期的に大きな大会などでまだ結果を出していないはずのバットに8~10万円?

 

ギガキング02を2本買えますよ?

 

まだ売れてないのが93800円…。

 

10万円でも売れてますがな。

 

イーストンのとあるバットは、あまりにも突出した性能故にゲームバランスが崩壊し、ルールを改定せざるを得なくなり、生産終了して20年近く経つと言う伝説的なバックストーリーがあり、中古ですら米韓で10万円相当(1000ドル、100万ウォン)やそれ以上で取引されるケースがあります。

 

対して、レガートゼロは発売されたばかり。まだ何も成してません。

 

何がこのバットをそこまで高騰させるのか?…は言うまでもないので言いません。

 

 

 

 

ではここで、一度冷静にレガートゼロの性能を予想してみましょう。

 

丁度アシックスがすっげぇありがたいデータを出してくれています。

 

 

 

これ!

 

こんなデータが欲しかった!

 

各メーカー、新シリーズが出る度に新旧のバットをこうやって比較したデータをくださいマジで。

 

このことから、旧バット(バーストインパクト?)と比較して

 

・反発係数が最大になるポイント(真芯?)が5cmも先端寄り

 

5cmはとてつもなくデカい。これだけ先端に寄っているのなら、重心も先端に寄っていそうなものです(真芯と重心は別物なので断言はできません)。

 

・旧バットと同じ感覚で使うと思ったように飛ばない可能性がある

 

逆に手元寄りに捕えると、旧バットに劣る性能になってしまいます。

 

バットの先端を意識したアプローチが必須でしょう。

 

バーストインパクト?のユーザーなら、なんとなくイメージできそうなのではないかと。

 

ここで思うのが、レガートゼロとバーストインパクト?の各バットの反発係数の最大値。

 

旧バットが約0.57に対し、レガートゼロは約0.59。

 

ビヨンドマックスキング→メガキング→ギガキングの反発係数の上昇値を考えれば、確かにこの上昇はデカいです。

 

理論値的には、レガートゼロは旧バットを上回る飛び体感できると思います。

 

おそらく準環境バットに落ち着くのではないかと予想します。

 

で、8~10万円?

 

ギガキング02の2倍?

 

このデータを真に受けるならば、私はギガキング02と同程度+αまでのお金しか出せないですね。

 

現環境を見るに、メンテナンス用の器具込み・新しいギミックへの期待や応援のお布施の意味も込めて45000~50000円の価値はあると思います。

 

仕様が仕様なだけに、JSBBの認可を得るのが大変だったそうです。

 

私も一応は医療系の人間で、家族や友人に製薬企業の人間もおりますゆえ、商品を世に出す苦労と言うものは申し訳程度に理解しているつもりです。

 

ただ倍払ってまで使いたいか?と言われれば…。

 

 

私としては、準環境バットレベルの性能はあるだろうとの予想、そしてメンテナンス用の器具込み・新しいギミックへの期待や応援のお布施として5万円を若干超える定価には納得しております。

 

ただ、納得していてもその価格で手に入らない。

 

予想される性能的に、今現在出回っている価格では納得できない。

 

バットを選ぶ際に、正当に評価しているのに購入には至らないワケです。

 

こんなしょうもないことで。

 

コレが健全な市場かと言われると…ねぇ?

 

 

 

また、先述のように、今回アシックスが出してくれたデータは本当にありがたいもので、長さ・重さ・形状・素材で性能の予想ができる木製バットと違い、実際に打ってみるまで何もわからない複合バットの性能をある程度予想することができます。


各メーカーがこれ位データを開示してくれれば、試打ができない環境の野球民でも性能や使い勝手がイメージしやすくなり、バット選びが容易になって、結果的に新しいバットに移行しやすくなる…。

 

とりあえずビヨンド!とはなりにくくなる。

 

そうならないかなぁと思った次第です。


SSK - 契約プロ選手同一サイズ+硬式仕様の軟式木製バット

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本当にお久しぶりでございます。

 

このご時世、面白いバットをeBayで見つけたとてちょっと輸入する勇気はなく、使い時がいつ来るのかの見通しも立たない…。

 

私などは騒ぐほどの影響を受けておりませんが、大きな病院に勤める友人が言うには「本当にヤバい」とのこと。

 

チーム方針として、我々からは絶対に感染者を出さないと言うルールも課したこともありホームトレーニングや座学に注力しておりました。

 

その間、いつの間にやらMLBもNPBもシーズンが終わり、ビヨンドの新作も発表され、残すはオーダーバットの新作のみ?となってしまいました…。

 

もう12月、そろそろインプレあるかな?と思って久々に情報収集すると面白いものを発見したのでご紹介いたします。

 

 

 

これらのSSKの木製バット、いつものプロモデルではございません!

 

契約選手と長さ・重さが同じでございます!

 

bfjマークがないので用途は軟式用ですが、軟式特有の空洞のない硬式用と同じ状態です

 

今までこう言うのありました?

 

これを待ってたんですよ…。

 

 

 

G25 岡本和真モデル


ブラック×ナチュラル 


33.5インチ(約85cm)/880g


「グリップエンド形状はややフレア。テーパー部を絞り込み、トップバランスに。」

 

アンダーアーマーのイメージがありましたが、今年からSSKだったんですね。

 

紹介通り、一目見ればデーパーの絞り込みでトップヘビーなのがわかるモデル。

 

 

バレルサイズは不明ですが、それほど太くなくともパワーを感じられるでしょう。イメージとしてはマルッチCB15や筒香モデルにフレアーグリップを備えたと言ったところでしょうか。

 

 

 

 

 

 

G6 坂本勇人モデル


ナチュラル×Mブラウン 


34インチ(約86.4cm)/890g


「グリップは細目。手首の返しが容易なグリップ形状。」

 

紹介はオーダーカタログ通りの坂本モデル。

 

ラミレス元監督のアドバイスからグリップを太くした的な話が何年か前にありましたが、カタログ上は23.0mmでかなり細い部類です。

 

 

多少短く持つことが前提なのか、C271の様に握るとデーパーの広がり方が気になってストレスがあるので個人的には苦手なモデルです。

 

そして市販ではめったにお目にかかれない34インチ!

 

オーダーでもこのカラーパターンで硬式用メープルは選べませんし、これだけでも価値があります。

 

 

 

 

 

R4 秋山翔吾モデル


ブラック×Mブラウン 


33.5インチ(約85cm)/900g


「グリップは細目。手首の返しが容易なグリップ形状。」

 

 

 

 

動画中のA型…なんですかね?

 

何年か前のオーダーカタログでは坂本モデルと一括りにされていたような記憶があるのですが…?

 

硬式・軟式用ともに秋山モデルとして独立してリリースされてますし、さすがに別物ですよね?

 

 

 

3種とも素材はメープルで統一

 

「契約選手への支給用と違うのは素材だけ」らしいので、形状も最新版を反映した全く同じものであってほしいところ。

 

ロゴマークも旧来のものではなく、少し小型化してバットの中心に寄せたSSKのMLB仕様に近いタイプ。

 

お値段は1万円未満とここはいつもの軟式用。

 

オーダーで削ってもらえるような良い材ではないのか、bfjマークを入れなくて済む分安いのか…SSKのみぞ知るところではありますが、オーダーでもできない仕様をオーダー未満の価格かつ即納でリリースと考えることにしております。

 

支給用マルッチRH6の回でも言いましたが、やはりプロモデルは本来のスペックをまず1度は触れてみたいと思う所存。

 

またとないチャンスなんですよねぇ。

 

問題は使う見通しがないと言う点。

 

ミズノもこのやり方でイチローモデルや松井モデルを出していれば…。

 

 

 

SSK - 木製オーダーバット2021年モデル

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また長らく空いてしまいました。

 

ようやく2021年モデルの情報が入りました。

 

例年早ければ12月には情報が入るのですが、このご時世ですから…。

 

SSKはつい先日見つけたのですが、他メーカーはまだなんですよね。ご存知の方折られましたら、ぜひともご教示ください。

 

さて今年のSSKのオーダーは過去になくニューモデルが目白押しです!

 

 

 

 

カノーモデル

 

 

出るのが10年近く遅い気もしますが、ようやく日本でもカノーモデルが解禁です。

 

アメリカ版SSKや各種アメリカのメーカーでカノーモデルを既に入手できるようになって数年、ゴリゴリのパワーヒッターモデルと言うのは聞いておりましたがまさにその通りの形状です。

 

ヘッドが長く太くて、グリップが細い。

 

グリップエンドも薄く小さい。

 

これはこれは…パワーヒッターモデルですわ。昨今のMLBでは最適化を突き詰めざるを得ないのか、後述のバエズモデルのようなスタイルが流行っているようでして。

 

露骨にエンドロードさせるパワーヒッターモデルは減りつつある中、さすがはカノーと言ったところでしょうか?またはカノーも過去の選手と言うことなのか…。

 

今江モデルも似たような特徴で、これまたパワーヒッターモデルです。

 

 

 

 

 

 

バエズモデル

 

 

ボンズノブを小型化したようなフレアーノブに、バレルからハンドルにかけてをなだらかにしてスイングウエイトを大きく軽減させる形状。

 

バレルからロゴマークまでがずっと太いので、重心自体はミドル寄りにしつつも結局ヘッドがデカいのでパワーも確保できる、ここ近年でMLBで流行っているスタイルですね。

 

「あっ、これ詰まるな?」的なシーンで臆せず振りぬけるスイングウエイト+力負けしないバレルサイズ…と言えばそのメリットが伝わるかと。

 

特にバットが折れるリスクをほぼ度外視できる軟式野球においてもその恩恵は絶大です。

 

良くも悪くも、大雑把に打ち返せば外野にイイ感じの打球が飛んでくれますのでね…。

 

モチロン、似たようなバットを使っている個人の感想ですのでその点はご容赦を。

 

 

 

 

岡本モデル

 

 

カノーモデルや今江モデルほどのインパクトはないですが、これも結構なパワーヒッターモデル。

 

ロゴマーク付近の絞り込みがきついので、体感ウエイトが重いんですよねぇ。

 

私このタイプのバットを使ってバテ始めるのが早くなっているのが年々顕著になってきておりまして…年齢には逆らえませぬ。

 

使っていて、いわゆる「ヘッドが走る」的な感覚があるのですが、同時に手首や肘の負担になっている感覚もあるんですよ。

 

しんどくなったらバットを変えるか、中村晃モデルの説明にもあるように短く持って対応ですかねぇ。

 

 

あえて34.5~35インチほどにして短く持つのもこれまたマイブームです。元気があるときは長く持って気の赴くままに振り回せますしね。

 

中村モデルもグリップこそ太いですが、実物を振った感想としてこれまたバランスが先端に寄ったしんどいモデルです。

 

 

手に取った第一印象が「重いなぁ」でしたね…。

 

ご本人は85cmでも960gほどのかなーり重いやつを使っていた時期もあり、その上グリップも25mmを超えるとなるとそりゃ飛ばない違反球も押し込めるんだろうなぁと…。

 

以下のニューモデルは特筆するような特徴がないので割愛いたします。申し訳ありません。

 

 

 

 

 

いずれにせよ、ストックモデルでない国内のオーダーでこれらのモデルを入手できるようになりました!

 

軟式用やbfjのストックモデルでチラホラ出てはいたものの、契約云々の大人の事情があったのでしょうかオーダーカタログに載るにずいぶん時間かかりましたよねぇ。

 

オーダーするなら私はやっぱりカノーモデルかバエズモデル、アメリカ版と比べてみないことには始まりませんね。

 

実用的なのはバエズモデル。私の環境で対戦する可能性のあるどのレベルの投手相手でも、木製バットを使うことで発生するデメリットが比較的少なく、それでいて木製バットの強みも活かせる可能性が非常に高い良作の予感がします。

 

…あとはSSKさん、コレもどうでしょう?

 

ミズノ - 木製オーダーバット2021年モデル、その他注目の市販モデル

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まーた今年も当分野球関係の活動はできそうにないですね。

 

それでも毎年カタログを更新して楽しみを供給してくださるメーカー様には頭が上がりません。

 

ミズノのオーダーは見落としが無い限り以下の2種が新規にラインナップに収載。

 

大山モデルは特筆することが無いのでアレですが、菊池モデルはちょっとアレ?っと思いましたね。

 

SSKやマルッチはもっとバレルが長い印象でしたが、この画像を見る限りではかなり抑えた印象です。

 

ピークは過ぎた分を補う意図でしょうか?いずれにせよ説明文通りのバットとなりそうです。

 

 

 

これだけじゃあまりにも内容が無いので、ここ最近オーダーでない既製品のバットでとても面白いモデルを見つけましたのでご紹介。

 

 

 

 

ゴールドステージカタログ外 Cアオダモ アベレージヒッターモデル 

84、85cm/900g
直径63㎝

 

凄い形状してますね…。

 

26mmどころではない、とてつもなく太いハンドルに極小のグリップノブ。

 

打球部も最低限だけ確保し、絞り込めるだけ絞り込んであたかも1本の棒きれと言わんばかり。

 

19世紀の野球にこんなのありましたよね確か。

 

用途や特徴、コンセプトがハッキリしているバットは大歓迎です。

 

 

 

Proedge Advanced 
84cm/890g
バーチ
くりぬきあり
深いくりぬき加工をすることにより手前バランスに。太型形状で広いスイートスポットを実現。
金属バットから木製へ移行する入門者に特におすすめです。

 

ここ最近のMLBのトレンド+金属バットの特徴のハイブリットと言わんばかりのスタイル。

 

金属から木製への以降なぞ関係なしに、あらゆるステージの木製バットユーザーに1度は使ってみてもらいたい1本です。

 

ここ近年の投手の球速インフレに対応するためか、バレル(フラレボのアレ)をより高確率でするためか、MLBの選手のバットはこう言う方向へ向かっている傾向がみられます。

 

先日のバエズモデルなんかがわかりやすいですね。

 

面白いのは、この方向を突き詰めればサムバット2K1に行き着くと言うこと…。

 

やっぱボンズは偉大やったんやなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ご報告

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ご無沙汰しております、携帯電話からの投稿です。

パソコンが召されました。

投稿予定だったSSKのボンズモデルの再録と、ディマリニのスローピッチソフトボールバット、かつてルイスビルのベストセラーだったBESRバットの記事も消し飛びました。

なかなか更新のない状況にも関わらず、ブログに足を運んで頂いた方々には本当に申し訳ありません。

また今月は私の時間こそ潤沢にあるものの、野球で関わる人達の時間はなく、私も野球のための外出はもう1年程無いと言う現状もあり、このブログの今後の運用についても考えなければならない時期が来たのかもしれないと思い始めている次第です。

zoomの為に近日中にパソコンは新調しますが、ブログ形式は終了してtwitterに移行するべきか否かについて現在思案しております。

何はともあれパソコンを新調しない事には始まりませんが、もしこのブログを見て頂いている方々で今後の運用についてご意見等ございましたら、何卒お願い申し上げます。

SSK - Barry Bonds Signature bat(バリー・ボンズモデル)

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はい。

 

エイプリルフールのネタではございません。

 

ガチです。

 

過去に更新したバットですが、あれから数年。

 

このバット、本当にこれ↓じゃね…?との疑惑が年々増してきましてね。改めて更新しようと思ったわけです。

 

 

 

 

 

いや、だってさぁ…一緒ぢゃん。

 

 

 

 

 

ボンズといえば、言わずと知れたサムバット2K1、しかしキャリア最終年となった2007年はサムバットの工場が水没?したとかでSSKを使っていたそうです。

 

なにぶん10年以上前の話ですので、真贋のほどは私もわかっておりませんが、2007年にSSKを使っていたのは紛れもない事実!

 

 

 

 

 

 

んじゃ、改めてバットを見ていきやしょう。

 

 

 

SSK Professional Edge Barry Bonds

 

 

 

原則、選手本人のネームはカスタムオーダーでも入れることはできません…どころか、そもそもSSKがボンズモデルをリリースした記憶がございません。

 

過去SSKにボンズモデルについて問い合わせたことがございますが、お答えできませんとのことでした。

 

この時点でかなりのレアものなんですよねこれ。

 

確か殿堂入り投票の期限、来年で最後でしたっけ?

 

私が投票権のある記者だったとしたら、「殿堂入りには値する、けど投票はするべきではない」とでもいったところでしょうか。

 

 


まずは個人的にこのバットの1番恐ろしいポイントから。

 

後述の特大バレル・特大のボンズノブを備えさらにカッピングがないのにもかかわらず、実測値889g。

 

 

 

どうなっとんねん…。

 

こんなボリュームのあるバットでこの重量設定…こんなのがカスタムでもない市販だとしたらSSKはとんでもないバットブランドですわ。

 

そもそも外観が完全に一致、さらにこの重量。

 

本当に本物なのでは…?

 

 

 

 

 

 

次はバレル。

 

2K1ほどゴツゴツはしてないんですよね。

 

意見穏やかにも見えますがだまされることなかれ、最大径はやはりデカい65.1mm

 

市販のバットは重量調節の都合もあり65mm以上はそうそうありません。

 

 

 

 

それでも2K1ほどのショートテーパーではないためか、使用感としてゴリゴリのラージバレル的な印象は数値ほど感じませんでした。

 

特に意識してはいなかったものの、実際に測ってみたらデカかったといったところです。

 

さらにカッピングはなし

 

 

 

 

MLBではめったにカッピングなしのバットを使う選手はおりませんが、このでかいバレルでカッピングなしとは驚きです。

 

しかし前述の重量と、最大の特徴でもある巨大なフレアグリップの影響でスイングウエイトは驚異の軽さ!

 

ルイスビルの331をベースとした、通称"ベルノブ"、"ボンズノブ"

 

 

 

 

 

サムバットやオールドヒッコリーのボンズノブは大体直径61~62mmの印象ですが、SSKバージョンは控えめ59.8mm

 

わずかではありますが、このわずかな差がキャリア最終年、通算HR記録に挑むにあたり大きな差だったのでしょう…と勝手に思ってます。

 

ここから恒例のテーピングでさらに微調整が入ります。

 

 

 

 

ハンドル系はサムバットとほぼ同様の23.8mm

 

ここもテーピングで微調整がなされます。

 

 

 

 

いやぁ…このボリュームでこの重量・このバランスはおかしい。

 

やってることヤバいよ?このバット。

 

手持ちのバットの再現可能なバットメーカーさんに硬式用でコピーをお願いしても、ちょっとこれは苦しいのでは…?

 

用途が軟式用ってことで多少疎な素材で再現自体は可能でしょうが、これが本物なら用途は軟式の草野球どころかMLB、しかも通算HRの記録更新のかかったシーズンです。

 

長いことバットでボールを打つ機会も先の見通しもなく、パートナーとの近い将来のこともあり一部の野球用具の整理を本気で検討しておりますが、これはちょっとさすがにね…。

 

 

 

 

私に何かあったときは一緒に火葬するか、財にしてもらうか…。

 

本当に本物なら、その次元の話です。

 

まぁ何度も私が使っちゃったので価値は大暴落でしょうがね!

 

DeMarini Stadium CL22 2011 - SHAVED & ROLLED

ピート・ローズのコルクバットの作り方

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詳細記事はこちら

 

12インチの穴をあけ、直径1ペニー硬貨(0,75インチ)程度にカットしたのコルクシートを8インチ分挿入。

 

最後にダボを挿入して蓋をし、サンドペーパーと色鉛筆でこの跡を隠蔽と…。

 

これで性能が向上するのか否かは懐疑的ですが、ルール違反には変わりありません。

 

だからどうこうとはここでは議題にしません。

 

こうやって作ってたんだなぁと言う個人的なメモです。

 

これなら既に内部が空洞になっている軟式用木製バットで自作できなくもないですね。

 

JSBBの公認さえ取得すれば軟式用として生産するのもそう難しくないのでは?

 

カーボンとのハイブリットがOKならコルクがNGの理由はないでしょう。

 

興味はあるんですよね、わりと…。

 

重量の増加と打感の変化以外のメリットがわかりませんが。

 

それでも関心を向けざるを得ない最たる理由はやっぱり「コルクバット使ってるぜ!」と言うプラセボでしょうかね。

 

 

 

 

ハナシは変わりますが、ゴールデンウィーク以降バットに触れておりません。

 

適度に並び替えたり拭いたりはしておりますが、それ以上は触れないようにしております。

 

どうも左腕の腕橈骨筋の調子が思わしくなく、ハンマーカールや狭いグリップ幅でのチンニングでしびれに近いストレスを感じるようになりまして…。

 

このご時世、ジムなど問題外。

 

忙しかろうと意地でもホームトレーニングは続けてやるとダンベルと戯れてきましたが、ついにとでも言いますか怪我もしくはその兆候が現れてしまいました。

 

この手の分野に関して素人である人間が変に張り切るとやっぱりこうなるんだなぁと言う反面教師として頂ければ幸いです。

 

 

 


DeMarini Stadium CL22 2011 - SHAVED & ROLLED

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久しぶりにソフトボール用バットのご紹介。

 

ディマリニ専属プロ、クリス・ラーセンモデル。

 

DeMarini Stadium CL22

 

 

 

 

一時期モンスターバットさんでも販売され、アメリカでも一定の評価を得ていたバットでした。

 

今もデザインや素材を変えてCL22がリリースされておりますが、このモデルと2013年モデルのグラフィックが歴代でも好みですね。

 

で、このバットはUSSSA規格。

 

マイケンのウルトラダドリーのライトニングシリーズなど、SSUSA規格ではありません。

 

規格上はまだ上のあるバットなんですよ。

 

規格上はね…

 

このバット、打球部の内壁を削って反発力を向上させた違法改造バットなんですよ。

 

Bat Shavingなどと呼ばれてまして、「身内のホームランダービーでのみ使ってね?」的な感覚で施される明確なチート行為です。

 

 

 

 

 

私らはスローピッチソフトボールのオフィシャルな試合に出ることはございませんし、出る機会があればちゃんとしたバットで臨みますので、これはバットシェービングの効果のほどを知りたくて調達した練習用バットです。

 

効果のほどですが、ぶっちゃけ飛びます。飛距離が目に見えて増します。

 

バットの寿命と引き換えなんですから、そりゃそうだよなと…。

 

もともと30オンス(850g)を28オンス(793g)付近の799gまで、50gも削っております。

 

 

 

 

なので打球部はスッカスカ、さぞやミドルバランスになってしまっただろう…と思いきや!

 

なんかすっげぇ重いんですよ。

 

私が過去に振れたことのあるどのソフトボールバットより圧倒的にトップヘビーです。

 

 

日本の規格ではまるでお話になってない、本当のトップバランスってのはこう言うことだといわんばかり。

 

この重さでありながら、腕への負担が硬式木製並みです。

 

ヘッドキャップに重りでも仕込まれてるんじゃないかとも思いますが、バレル全体が重いのでその可能性は極めて低いです。

 

 

 

打球部は12インチサイズでカーボン素材。

 

既にシェイブ済みのバットを輸入しましたのでもともとの状態はわかりませんが、ディマリニのカーボンらしい打感や打球音でした。

 

 

 

 

 

シャフトは珍しく金属。

 

金属の堅いフレックスを感じられます。

 

打球部が金属でシャフトがカーボンの組み合わせは昨今の中学硬式用バットでよく見る組み合わせですが、その逆というのがこれまた面白い。

 

ハンドル径は極細の21.8mm。

 

リザードスキンズの0.5mmやテーピング用テープを使いますので、前腕へのダイレクトな兌換と衝撃を演出してくれます。

 

まぁ…歳のせいか太いハンドルに逃げつつあるんですけどね…。

 

 

ノブも45mmとかなり小さいので軟式バットと同じような感覚です。

 

ただ様々な要因がトップヘビーへとひた走っておりますので、その重さは全くの別物でございます。

 

 

 

もう本当に重くて、飛距離を求めて意図的に大きくヒッチをするなら硬式野球用のほうが楽なんですよ。

 

 

 

 

 

硬式野球用と並べてもそう違和感ないんですけどねぇ。

 

さすがはMLBの球場で場外まで飛ばす専属プロのシグネイチャーモデルといったところでしょうか。

 

 

 

 

雑記

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ご無沙汰しております。

 

野球やる気あんのか?と言われれば「ない」でやんすと言わざるを得ないのが現状でございます。

 

理由は言わずもがなのこのご時世。

 

ホームトレーニングは継続し、白衣の腕・肩周りはいっそうキツく、重い重いと思っていたバットもさほどストレスを感じなくなってきました。

 

問題はそれを使う機会がない!

 

医療側の人間がハメ外して野球やって集団感染しました!なんてやろうものなら医療業界にも野球界隈にも申し訳が立たんのですよ。

 

大人しくMLBのホームランダービーに想いを馳せることしかできません。

 

しかし本当に可哀想なのは今が選手としてピークのシリアス層のプレイヤー達。

 

こればかりは申し訳ないことにかける言葉も見つかりません。

 

ならばせめて次代のプレイヤー達のためにも我々ができることをやろうと思う次第です。

 

幸い、界隈の全体練習時間は減らさざるを得ないこの現状。

 

お勉強にもっと時間と情熱を割いてくれないかなぁと願わざるを得ません。

 

もしここを閲覧している就学中のプレイヤー諸君がいるなら、「英語と数学と理科だけはガチれ」とだけ言わせてください。

 

肉体のピークを迎える年頃、その恩恵の差で一生後悔するシリアス層のプレイヤーをたくさん見てきましたよ?

 

我々プレイヤーが欲しくてたまらない情報にアクセスできる時代だからこそ、それを利用できる人間になりましょう。

 

それができないと全体練習の量を確保できない分だけ、センスがない限り我々昭和・平成のプレイヤーの完全劣化。

 

さして中身のない全体練習なんぞより、より良い情報に対し知識をバックボーンにしたより良い考察で個人の時間を制したものがこの時代を制するぞ。たぶん。

 

まずアレだ、栄養面。

 

我々いい年したおっさん連中が、今どれだけ頑張っても得られないものを君たちは得るチャンスがある。

 

うらやましいわ、ちょっとでいいから分けてくれ。

 

 

 

 

ローリングス - MANTRA TITAN(マントラチタン) 定価79,200円⁉

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Rawlings Japan - MANTRA TITAN

 

 

84cm/650g
84cm/680g
84cm/710g

 

やる気は「ない」でやんすと言ったばかりですが、定価¥79,200(税込)のバットが出たとなるとそりゃ更新しますよ。

 

カタログ上の定価では間違いなく市販バット史上最高額だと思います。

 

ローリングスジャパンのソフトボールバット、MANTRA TITAN(マントラチタン)

 

5万円ギリ届かないのがソフトボールバットの最上ラインでしたが、一気に約8万円とはたまげました。

 

さてその約8万円のバット、打球部がチタンでハンドル部がカーボン

 

金属でございます。

 

カーボンでない?しかもウレタンOKの反発力制限のないゴムボール用でですよ?

 

ハナシによるとめっちゃ硬くて弾性に優れたチタンを使うことで、通常3~5mmが相場の打球部の厚みを1.2mmにまで薄くできたんだそうです。

 

薄さに比例してトランポリン効果が増加するのはまぁそうだろうなと言う気もしますが…。

 

こんなとんでもない値段を吹っ掛けるからにはカーボンバットとの性能を比較したデータがないと!

 

…と言いたいところですが、ローリングスジャパンはそもそもカーボン製のソフトボールバットを出してすらいない。

 

本家USA RawlingsMANTRAはフルカーボンなので比較できず。

 

 

 

USA MIZUNOが打球部が同じくチタンのバットMizuno F21 Titanium を出していますが市場の評価はちょっとイマイチな模様…。

 

価格は定価だと最高額の$450ですので、飛ばないとケチもつきます。

 

デザインは素晴らしい…こうブラック×ホワイトのシンプルな路線になるまで何年待ったことか。

 

 

 

 

 

 

それを大幅に超えるマントラチタンチタンの約8万はやはりとんでもない価格設定!

 

一体どんな飛びを見せてくれるのやら…?

 

ハナシは変わりますが、去年のUSA MIZUNOのフルカーボンBBCORバット、MIZUNO PWR CRBN

 

ビヨンドレガシーの時も言いましたが、こう言うのでイイ、こう言うのがイイんですよ!

 

 

 

 

 

 

雑記

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簡潔な生存報告

 

年単位で野球に関わらなくなったこと

 

プレイヤーとしての探求の旅は終わったこと

 

野球界隈におけるこの手のブログの役目はとうに終わったこと

 

以上の理由から更新するネタも気力も現状ございません

雑記

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探求の旅はとうに終われど、未だ寝つきが悪い時は野球の夢を見る

 

肉体のピークを手放したことも両肩の損傷も後悔はなく

 

ただ今の環境に今の知識があれば10年前もっともっと打てただろうことは間違いなく…

 

当時は頑張って辿り着くか、有償でないとアクセスできなかった情報がSNSでベラベラ無料公開されている世の中

 

この時代にプレイヤーのピークを迎え、やってみればどれだけやれるか?

 

一切の後悔はないが興味だけはある

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