最も重く。
最もトップバランスで。
最もパワフルな"マス・モンスター"。
KTRの特注木製オーダーバット、G2KGが完成しました。
素材はメープル、ベースはジャンカルロ・スタントンモデルのマルッチG27…ですが。
正直原形はとどめておりません。
G2KGのテーマは次の3つ。
①「このバットでぶっ叩けば何でも壊せる気がする」エンドロールバランス
②2000g
③ジャンカルロ・スタントンモデルがベースのコーングリップ
では順に見ていきましょう。
①「このバットでぶっ叩けば何でも壊せる気がする」エンドロールバランス
なんとこのG2KG、重心の位置が先端から約18.5cm。
86cmの長さでこの重心の位置は異常です。
この長さで私の手元で最もトップバランスの城島モデルですら約24cm。
オーダーバットの工房匠さんのハンマートップバランスですら23~24cm。
いかにこの18.5cmと言う値が異常かご理解いただけるかと…。
これはこのヘッド形状ではなく内蔵された金属?あってのバランス。
無論ヘッドも直角カットを採用し、少しでもパワフルに。
よーく凝らして見ると。軟式用木製バットのようにヘッドに蓋がしてあるのがかろうじてわかります。
こんな無茶なバランスになるとは思いもよりませんでした。
まだ広い場所でフルパワーで振ってはいませんが、これは振るまでもなく絶対にヤバいやつです。
②2000g
手元の電子天秤、2000gまで測れるんですが…ERROR。
少なくとも2000g以上が確定しております。
これで実打可能と言うのですから恐ろしい。
③ジャンカルロ・スタントンモデルがベースのコーングリップ
これなんですがね…。
マルッチG27の実物やデータがないのでRH6で代用したのですが、どうせならもっとパワフルにしたいじゃないですか?
なので直径をRH6より小さく45mmに。
RH6との比較がこちら。
上がG2KG、下マルッチがRH6です。
RH6よりほんの少し小さいのがわかるかと。
ハンドル径は耐久力の都合上26mmと太いですが、充分実打用の許容範囲。
せっかくなのでヘッド側も比較しましょう。
見ての通り、正直全然違いはないんですよね。
重量級バットにありがちなずんぐりした形状でなく、グリップの太さ以外は全く違和感のないゲーム用バットの形状です。
…と言うわけで過去最高のパワーを秘めているであろうG2KG。
"マス・モンスター"のニックネームはその圧倒的筋量からマーカス・ルールをイメージしたもの。
その破壊力系計数は約9.3にも達し、マスコットバットの2倍、トップバランスのゲームバットの3倍をゆうに超えるキチガイスペック。
皆様もどうですか…?
既製品はこちらをば。
今月、コメント返信やイーストンのバットの更新をしなかったら死んだと思ってください。
それでは、次回があればまた。