EASTON GHOST X RE-ACT
イーストンジャパンからのM球対応モデル、ゴーストXリアクト。
まさかの複合でなく金属バットです。
厳密には金属と言うより、韓国で称されるコアバットとでも言いましょうか。
外は極薄の金属、内部はカーボンの構造。
伝説のZコアと同じ構造の、ある意味イーストンを代表する構造です。
83cm/720gと84cm/730gの2パターンで万人受けを狙ったサイズですね。やはり米韓トップブランドのイーストン、重量級や長尺ではなく誰もが使うスペックでの展開です。
打球音はYoutubeの通り、金属とは思えない複合のような音。
ホントに極薄の金属を内部のカーボンで弾いているのが伝わってきます。
ただですねぇ…金属で税込 42,120 円と言う強気の価格設定。
私らとしては正直複合で安価の過去作の方が飛ぶんじゃないかと言うのが正直な感想。
そもそもゴーストXは米韓共に2ピースのカーボンバット。
それがゴーストXリアクトはなぜか1ピース。
1ピースの方が打感はダイレクトに伝わるから採用したんでしょうけど…。
イーストンの2ピースのコネクションテクノロジーも凄く良い構造なんですけどね。
シャフトのキックバックで飛ばす感触が得られて、圧倒的なカーボンのたわみと合わさり硬式用やソフト用ではそれはそれは爽快ですよ。
そしてデザインは打球部が金属、シャフトがカーボンの2ピース、ビーストXの流用。
これはどう反応するべきか…。
反発制限なしの最新素材のコアバットと思えば、これは奇跡の1本。
しかし問題は軟式球。
いくらM球とは言え非複合で4万円越えは…。
打球音を聞く分には金属と思わないほうが良いのかもしれませんが、複合と比べるのは…。
ただ、打感に関しては硬式用やソフト用のUSAモデルで体感したイーストンにしか実現できない絶妙なたわみを軟式でも再現したと思えば納得しないでもない…。
うーんこれは評価が難しい。
スペック的にギガキングやハンターマックスより飛ぶとは考えにくいですし、最大飛距離でなく打感最優先のチョイスになりそうですかね。
とりあえずゴーストXリアクトと過去作のセール品の複合を貼っておきますので、ユーザーの方。もしよければレビューお願いします。