さて、更新をサボっている間にリリースされましたSSKの複合バットMM18。
ウレタン系としては最長の85.5cmの長さにシャフトの細い2ピース設計、あと厚盛りのウレタン…。
飛ばないと言うことはないでしょう。
球友のレビューとチームでの立ち位置から、ギガキング02との2本を比較しようと思います。
結論から言ってしまえば、ギガキング02を使っておけば間違いはねぇな、と言ったところでしょうか。
qoonintvでしたっけ?エスポートミズノのスタッフの方が「金属の芯を採用したので無印のギガキングよりウレタンが厚くなって反発力が伸びた」的なことを言っておられました。
実際、飛距離に関して無印ギガキングより02の方がよいと言うレビューも私はよく見かけます。
さらにめったやたら好評なミドルバランスシリーズに加え、7月には軽量トップバランスモデルもリリース予定なんだとか。(このご時世なんで本当にリリースされるのかは不明ですが…。)
私もミドルバランスシリーズはかなり評価してまして、今から数年ぶりに軟式バットを買おうとしている人から何が良いかと聞かれれば第一選択肢としてお勧めします。
軟式野球界最高峰の飛距離+その飛距離の割には抜群の軽量感、このバランスが素晴らしい。
個人的にこのミドルバランスシリーズの配色、初代から数えて過去1、2位を争うほど気に入ってる配色なんですよね…。
これくらいシンプルなのがやっぱ無難ですわ。
で、mm18です。
先にも書きましたが、85.5cmの長さにシャフトの細い2ピース設計、厚盛りのウレタン…クセがあるんですよ。
試した球友曰く、「ウレタンが厚いのはわかった。ただその分ボールが乗る(感覚が得られる)とは限らないし、ポップフライがビヨンド(ギガキング02)より気持ち多い気がする」とのこと。
SSKとしても初のウレタン、まだまだ発展途上なんでしょう。
ただ、ベストショットの飛距離が5~6mも変わるわけじゃないんですよ。
オーバーフェンスのために必要なポテンシャルは十分に秘めております。
で、我々としてはMM18の立ち位置は「とにかく長打狙い」。
長さやシャフトとバレルの太さのギャップを活かして、ホワイトアッシュの木製バットで外野フライを上げるかの如く外野にぶっ放すことに集中するために使う的な立ち位置で落ち着きました。
臨機応変に対応するなら軟式野球界の最大公約数であるビヨンドで良いんですよ。
そう言う立ち回りは今は良いから、110mのフライをぶっ放すために打席での妥協した択をあえて捨てさせて(MM18ではできないと言うわけではありません)、言うなれば背水の陣でホームランを狙う。
そんなときはMM18、というワケです。
ビヨンドが当たり前になりすぎて、ビヨンドじゃ打席で妥協できちゃうんですよ。
今まではビヨンドこそ欲張って120mホームランを狙って凡打連発…だったのですが、MM18の登場で立場が変わりました。
少しでも試合を有利に進める、1人でも多く打席に立たせる…そう言う事ならみんなでミドルバランスのギガキング02を使いまわせば良いんですよ。
個人差はあれど、アウトにならないためのバット選びにおいては2020年5月時点でこれが最適解でしょう。
けど我々はみんなでヒット打って繋いで勝つのも楽しいんですが、負けはすれども今日はあいつが長打打ったぞ!こいつがホームラン打ったぞ!ってのも同様に楽しいんですよ。
この前私や別のやつが打ったから、今日はこいつが打って今日の主役になってほしい…そんなときはチームとして出塁最優先の時に使うごまかしの効く木製か、ビヨンドオーバルやギガキング02を手に取ります。
…だからと言ってホームラン狙いを放棄するとは限らないんですけどね。
比較やレビューになってないような気がしますが、こんな使い方をしている連中もいると思っていただければ幸いです。
ブログの仕様が変わっていたので安値のMM18とギガキング02のリンクはまた後日。