また長らく空いてしまいました。
ようやく2021年モデルの情報が入りました。
例年早ければ12月には情報が入るのですが、このご時世ですから…。
SSKはつい先日見つけたのですが、他メーカーはまだなんですよね。ご存知の方折られましたら、ぜひともご教示ください。
さて今年のSSKのオーダーは過去になくニューモデルが目白押しです!
カノーモデル
出るのが10年近く遅い気もしますが、ようやく日本でもカノーモデルが解禁です。
アメリカ版SSKや各種アメリカのメーカーでカノーモデルを既に入手できるようになって数年、ゴリゴリのパワーヒッターモデルと言うのは聞いておりましたがまさにその通りの形状です。
ヘッドが長く太くて、グリップが細い。
グリップエンドも薄く小さい。
これはこれは…パワーヒッターモデルですわ。昨今のMLBでは最適化を突き詰めざるを得ないのか、後述のバエズモデルのようなスタイルが流行っているようでして。
露骨にエンドロードさせるパワーヒッターモデルは減りつつある中、さすがはカノーと言ったところでしょうか?またはカノーも過去の選手と言うことなのか…。
今江モデルも似たような特徴で、これまたパワーヒッターモデルです。
バエズモデル
ボンズノブを小型化したようなフレアーノブに、バレルからハンドルにかけてをなだらかにしてスイングウエイトを大きく軽減させる形状。
バレルからロゴマークまでがずっと太いので、重心自体はミドル寄りにしつつも結局ヘッドがデカいのでパワーも確保できる、ここ近年でMLBで流行っているスタイルですね。
「あっ、これ詰まるな?」的なシーンで臆せず振りぬけるスイングウエイト+力負けしないバレルサイズ…と言えばそのメリットが伝わるかと。
特にバットが折れるリスクをほぼ度外視できる軟式野球においてもその恩恵は絶大です。
良くも悪くも、大雑把に打ち返せば外野にイイ感じの打球が飛んでくれますのでね…。
モチロン、似たようなバットを使っている個人の感想ですのでその点はご容赦を。
岡本モデル
カノーモデルや今江モデルほどのインパクトはないですが、これも結構なパワーヒッターモデル。
ロゴマーク付近の絞り込みがきついので、体感ウエイトが重いんですよねぇ。
私このタイプのバットを使ってバテ始めるのが早くなっているのが年々顕著になってきておりまして…年齢には逆らえませぬ。
使っていて、いわゆる「ヘッドが走る」的な感覚があるのですが、同時に手首や肘の負担になっている感覚もあるんですよ。
しんどくなったらバットを変えるか、中村晃モデルの説明にもあるように短く持って対応ですかねぇ。
あえて34.5~35インチほどにして短く持つのもこれまたマイブームです。元気があるときは長く持って気の赴くままに振り回せますしね。
中村モデルもグリップこそ太いですが、実物を振った感想としてこれまたバランスが先端に寄ったしんどいモデルです。
手に取った第一印象が「重いなぁ」でしたね…。
ご本人は85cmでも960gほどのかなーり重いやつを使っていた時期もあり、その上グリップも25mmを超えるとなるとそりゃ飛ばない違反球も押し込めるんだろうなぁと…。
以下のニューモデルは特筆するような特徴がないので割愛いたします。申し訳ありません。
いずれにせよ、ストックモデルでない国内のオーダーでこれらのモデルを入手できるようになりました!
軟式用やbfjのストックモデルでチラホラ出てはいたものの、契約云々の大人の事情があったのでしょうかオーダーカタログに載るにずいぶん時間かかりましたよねぇ。
オーダーするなら私はやっぱりカノーモデルかバエズモデル、アメリカ版と比べてみないことには始まりませんね。
実用的なのはバエズモデル。私の環境で対戦する可能性のあるどのレベルの投手相手でも、木製バットを使うことで発生するデメリットが比較的少なく、それでいて木製バットの強みも活かせる可能性が非常に高い良作の予感がします。
…あとはSSKさん、コレもどうでしょう?